山形建築研究所、山形です。
政府などが『月末金曜は早めに仕事を終えて、ちょっと豊かな週末を楽しんでみませんか?』と
2月から始まったものの、3月は年度末、4月はゴールデンウィーク直前、今月で4回目の月末金曜日ですが、早くも忘れられている感。(^^ゞ
そんな月末金曜日の夜、20年来のお付き合いのあるご夫婦といっしょに誕生日のお祝いを!
Kご夫妻、ご主人と、妻は共通の5月生まれということで、一緒に誕生日のお祝い・・・二人の年齢はもちろん秘密です。
実は、そんな二人にあやかって<あまりプレミアムじゃない>じゃなくて<とってもプレミアムなフライデー>をすごさせていただいた週末でした。(^^)v
で、ここからがいよいよ本題。
そんなプレミアムな日があけた日の午後、一昨年4月に竣工した<宮上野のすまい>では一年(とちょい)点検。
入居後のこういう点検やメンテナンスをどうのように実施するかは、設計事務所や工務店によって様々ですが
うちの事務所の場合、構造材や造作材に使っている無垢の木材が四季を一巡りする事によってほぼ完全に乾燥し、それに伴う微妙な変形(反り・捩れ)や
収縮といった家の微細動が納まる1年経過後に総合的な点検・メンテナンスを行うよう請負契約の時点で工務店さんにお願いしています。
雨上がりの曇り空でしたが、そんな中でもキリッと映える外観。
例によって建具の不具合やボード塗装面のチリ切れなどをチェックしましたが、今回は比較的不具合箇所は少なかったと思います。
木材が若干収縮することによるボードの散り切れ(写真左)・ピーラ(米松)材から出るマツヤニ(写真右)などをチェックして補修を工務店に指示(もちろん無償)
『床の小さな傷は、想い出になるんです』とすまい手Eさん。でも、小さなお子さんが駆けまわっている住まいとは思えないほど大切に住まわれている印象。
一年住まわれての印象をお聞きすると、暑さ寒さは想像以上の快適さで、
数日前の真夏日の日でも部屋の中では長袖シャツで過ごしていて、外に出たらビックリ…なんてこともありましたと。(^^
あわせて玄関脇駐車スペースの外構工事(現在は砂利敷)のご相談、お見積り依頼の話も頂いたりして
こういった竣工後の工事もお付き合いのある工務店にとってはありがたいこと。
・・・そんな今回の一年点検でした。
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