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2015.01.28 山形 誠
なぜか『8』の付く日には事務所にいない山形です!
今日は所用で東京駅八重洲口へ・・・ということで東京駅にちなんだ話題を・・・
開業100周年にあわせて修復工事を終えた東京駅の丸の内駅舎ドーム天井には、十二支のうち8つの干支をかたどったレリーフがあります。しかしドームには卯(う)、酉(とり)、午(うま)、子(ね)の4つが欠けています。ところが、その4つが佐賀県にある武雄温泉楼門で見つかりました。こちらも改修工事着手をきっかけに、2階天井の四隅に彫られていることが見つかり、辰野金吾の故郷である佐賀(唐津市出身)と東京を結ぶ『十二支の謎』として注目を集めました。楼門にある、卯、酉、午、子は、それぞれ東西南北をあらわす干支であり、楼門天井に方角と合致して配されていました。一方、東京駅の八角形のドームにも8つの干支の方角と対応してレリーフが配してあります。辰野金吾の遊び心がそんなことをさせたのでしょうかね。
そして、辰野金吾の弟子である山下啓次郎が、その理由を尋ねたか、否か・・・そんなところにも私の興味は広がっていきますが、どうでしょうかね?
余談ですが、山下啓次郎はジャズピアニスト山下洋輔氏の祖父です。
辰野金吾の遊び心でした。
出典は→http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20130726/625630/?P=1
建築家は優れた人間観察家でなければならない