佐野のみぞぐち建築設計事務所の溝口です。

【上羽田町の家(栃木県佐野市)】

外構工事は残っていますが、建物本体は完成しました。役所の完了検査も無事に終了。

今回の敷地条件はお寺の境内と言う特殊なもの。

お寺自体の歴史も深く、ここに建つ意味をずっと考え続けました。

「ここに建てて良いのか?」「ここに建てた時、境内全体はどうなるのか?」から始まって「ここに建てた時、先人はどう思うのか?」まで。

工事が始まっても「これで良かったのか?」と考え続けました。

日本瓦が葺かれ、漆喰が塗られ、最後に足場が外れた時に違和感が無いことが分かり、ようやく安堵できました。

まだピカピカの建築ですが、御本堂と同じように時間が経過し周囲と馴染んでくれることが楽しみです。

アプローチ周りの外構工事中なのでこちら側の写真はまだですが、それ以外は撮影しましたので暫定的にアップします。(こちらです。)

ぜひ、ご覧ください。

溝口泰史/みぞぐち建築設計事務所

栃木・埼玉の建築家集団/ハピケン