創右衛門一級建築士事務所の佐藤大介です。

本日は、9月に上棟いたしますhouse-AK
"登り梁"の形状について柱や梁を加工する工場に
打合せに行って参りました。


最近の木造住宅は、住宅を構成する柱や梁の木材を
あらかじめ工場でコンピュータ制御の機械にて
適切な形に切断・加工し建築現場に持ち込みます。
昔は、大工さんが手作業で加工していた作業を
事前に工場で加工することにより
工期の大幅な短縮が可能になりました。

その反面、一般的な工場では
複雑な加工が難しく"登り梁"などは
工場内の大工さんによる手加工になることが多く、
今回の"登り梁"は通常の加工の他に
一手間かかる加工をお願いしているため
工場内の大工さんでは無く、
現場の棟梁に工場まで脚を運んでいただき
加工していただくことになりました。

上棟までに手加工部材が多く
約一週間ほど加工作業にかかるとのことです。
いつもニコニコ佐藤棟梁ありがとうございます。

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〈加工する登り梁 計16本〉


 

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〈工場で加工していただいた継手〉

 


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〈特別な通し柱〉
この柱は構造用集成材というもので
断面寸法の小さい木材を接着剤で
再構成して作られる木質材料で、
強度などについて厳格な規定、
検査基準のもとで品質管理された材料です。
今回は強度的に明確な部材を使用したいカ所があり
1本集成材の柱を選定しました。

 


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〈記念写真…〉
じゃ〜加工前にとパシャリっ!
加工に手間が掛かるとニコニコ…(右 棟梁佐藤氏)
何度も図面の修正をしていただいた…(左 工場担当の高倉氏)
いつも皆さんに助けていただいている…(中 私、佐藤)

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〈寄り道〉
打合せの帰り道少しだけ遠回りして
大谷石のメッカをチョコっとドライブしてきました。

大谷資料館の巨大地下空間は圧巻です!
映画やTVにもちょくちょく出てくる場所ですので
機会があったら是非是非足を延ばしてみてください。
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