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定期点検

2016.11.16 山形 誠

 山形建築研究所、山形です。

アイキャッチ画像は一昨日の夜には見ることができなかった『スーパームーン』 今朝の散歩で GR DIGITAL Ⅳ 適宜トリミング。

『エッ、もう冬』とも思えるようなポカポカ陽気の昨日・・・今朝は冬の気配。
そんな昨日の午前中は<東原のすまい>の一年点検で、施工工務店・君島建築の君島社長と共に現地へと、だったのでした。
実は一年ではなく引越しをされて約一年半となるので正確には一年半点検となりますが・・・(^^ゞ

点検ではいつものように、竣工後も若干木材が乾燥収縮する事によるボード面のチリ切れや塗膜の浮きなどをチェック。
その他、大きな不具合もなく入隅のチリ切れなどの補修を指示。
住まい手Tさんは「今だ家具も少なく散らかったまま」と仰ってましたが、ご家族でお選びになったカーテンも空間にとてもマッチしていて、美しく住まわれていました。
床のパインフローリングも落ち着いた色合いに。これこそ自然素材の妙・・・そんな風に思っています。

それにしても小さなお子さんが駆け回っている住まいにしては床の傷なども少なく、とても大切に住まわれておられる印象。
一年住まわれての感想をお聞きすると、引越し前の家(かなりの築年数を経た木造2階建て)に比べると暑さ寒さは雲泥の差で
初めて過ごされた去年の夏は、ほとんどエアコンなしで過ごされたそうで、『外出から帰って玄関ドアを開けるとひんやりとした感じです。』と
冬は設置した床下エアコンがなくとも十分に温かく過ごせて快適、との事・・・確かにスリッパなしでも足が冷える事もない。
やはり無垢材、<木のどこがいいの?>でも書きましたが、木の細胞が無数の空気の粒を抱え込んだ、さながら断熱材のような無垢材の効果はなかなかなもんです。

 

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外壁の一部に張った杉羽目板もだんだんと貫禄がついてきた様子で・・・この後、もう少しグレーがかってくるでしょう。 GR DIGITAL Ⅳ ノートリミング。

引越し後、1年半をすぎた<東原のすまい>竣工写真の整理が出来なくてWEBページも更新できず、年内には実行しようと・・・(-_-;)

 

栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
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