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2016.02.21 村上 有紀
こんにちは、村上建築設計室です。
先日行った福島駅では「おひなさま」が飾られていていましたが、そろそろ春支度ですね。
おひなさまもそうですが、年間の歳時記は「家族の健康や幸せを願うもの」が多く、
なるべく暮らしに取り入れたいなぁと思っています。
お客様にも同じように考えられる方が多くなってきたように思いますが、
その舞台をどこにしようか悩まれる方も多いですね。
さすがに、7段飾りのようなお雛様は減っていますが、
3段飾りといえども、結構なスペースが必要です。
LDKスペースにゴロンとできる畳コーナーを設けることが多いのですが(ご要望も多いです)、
融通無碍な使い方ができる楽しいスペースでもあります。
日常はくつろぎだけでなく、洗濯物をたたんだりの家事スペースで活躍しますが、
ハレの日には、室礼を整えるとピリッとした空間にもなります。
畳の場のつくり方も様々です。
例えばこちらは、リビング(手前)床とフラットに、一体的な空間として、
壁や天井もリビングから続いています。
冬にこたつを置くため、4.5畳を確保。
こちらは25cmの小上がりとしています。
小さな子が昼寝をしたり、縁にちょこんと腰かけるようなイメージで、3畳弱。
こちらは階段周りの吹抜けの下の伸びやかな畳空間。
手前のカウンターで書斎も兼ねて2.5畳。
段差は18cmです(ご高齢のかたが使用します)。
こちらは全体で6畳の空間に、置き畳タイプのコーナー。
床の間をイメージした家具を設えています。
お正月などハレの日はこちらでおせちを食べたりするそうですよ^^。
いろいろなつくり方、使い方ができる畳コーナーは、日常にもハレの日にも
家族のHAPPYが感じられる場所。
今後も積極的にご提案したい場所です♪
そうそう、お雛さまと言えば、、、その収納場所もきちんと計画せねばなりません。
現在進行中の収納計画でも、あれこれお施主さんと相談していますが、
そんな打ち合わせも楽しいです。
HAPPYになる家づくりなら。
ハピケン http://hapi-ken.com/
村上建築設計室 http://www.murakami-design.com/
狭小住宅のわが家では、、つるし雛もいいかも^^。
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。