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2025.08.20 村上 有紀
お盆休みが明けた途端、また暑さがぶり返しております。
現場の職人さんには頭が下がりますね。
さて、先週の夏休みは、久しぶりに子ども達と日光までお出かけを…
子ども達といっても、どっちも成人。大きくなるとそれぞれがバラバラに動くので、
なかなかそろわなくなりました。
夏休み中の日光の人出が気になりましたが、田母沢御用邸はちょうどよく静かで、
室内と庭園をじっくり味わうことができました。
雨がふった後の緑はしっとりと…

いくつもの中庭を挟んで全体が連なっており、庭からの景色も繊細で迫力あり。
もともとは赤坂の紀州徳川家の屋敷を移築、増築を重ねての今の形。
その複雑な平面を寄棟の一枚屋根がつないでいます。

実際には見ることはないですが、この複雑な屋根伏せ(屋根の平面)に、
その時代の流れが現れています。
寄棟屋根はどんな平面にも掛けれてしまうことに改めて実感。

室内~縁側~軒下~庭へのつながりが気持ちよく、
夏場に、間戸を開け放ってこんな暮らし方ができることが貴重になってしまいました。

庭の向こうにまた建物が続き、その先の緑まで視線が届く。
こんな連なりが楽しいです。


柱や梁の構造材、建具・造作が水平垂直の空間を構成する中で、
階段の手すりの丸み、カーブがとても握り心地良く、
また、自然に上階へとつながっているのがまたよかったです。
子どもたちも、久しぶりにのんびりとした時間を過ごした様子。
めまぐるしい毎日が続いておりましたが、ちょっと深呼吸できた夏休みでした。
ひらく設計舎 村上有紀
hapi-ken.com

開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。