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2015.10.01 村上 有紀
いつの間にかもう10月がスタート!1の日担当の村上です。
キッチンにも、子ども達がやってみたいお手伝いがたくさんありますね。お料理とか、食器洗いとか。
たとえば、晩ごはんの準備どき、こんな経験ありませんか?
「私もやりたい!」と言ってくれる子どものやる気、これは無下にしてはいけないと、
隣に立たせて一緒にご飯の準備をします。
危なくないよう安定感のある作業スペースを確保してあげて、
小さな子どものことなので、踏み台を持って来て・・・と始めることがおおいでしょう。
すると、踏み台が邪魔でキッチンカウンター下の開き戸や引き出しが開けられない…。
お手伝いをお願いすると、キッチンの私(大人)の仕事がストップしてしまって、あ~、もぅ!
そんな時には、ダイニングテーブルをお手伝いの場として活用するのがおススメなのですが、
対面キッチンでダイニングがカウンターの向こう側だと、それも面倒です。
対面キッチンが主流になる前は、壁付けのキッチンから振り返るとダイニングテーブル、なんてレイアウトも
多かったのではないでしょうか。このスタイルだと、お手伝いもしやすいですよね。
ただ、やはり家族や子どもを見守りながらキッチンに立てるのは、捨てがたいものです。
そこで、私達がよく提案するのは、キッチンとダイニングの横並びの関係です。
横並びだと、移動もラクですし、同じ方向を向いて作業ができるので、
包丁や道具の使い方を覚えやすく、手を添えたりのサポートもしやすい。
視線はリビング(とテレビ)に届き、動きはダイニングにダイレクト。
結構、使い勝手がいいとおっしゃってくれています。
キッチン空間は、家族のかたちが現れやすい場所です。家族がどんなふうに「つくって食べる」のか、
ぜひご家族でも話してみてくださいね。
栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン http://hapi-ken.com/
追伸。
そうそう、先日、こんな記事がありました。
「食器洗いは空間認識力を育む「3Dパズル」…ライオンが出張授業」
料理も段取り力が鍛えられると言います。思わずニヤリとしてしまった親心でした(笑)。
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。