BLOG

すまい手不在?

2020.01.09 山形 誠

週末に迫っている<一年後の見学会>、イベント期間の3日間を通して予定している『狭小地・変形地 EXPO』
いくつかの狭小地・変形地の不動産物件からひとつを選んでプランの提案をすると云うことでプランを作成中・・・^^;
選んだ土地の所在から、<壬生のすまい>という直球勝負のタイトル!
昨年からあれこれ、設計をすすめてきましたが、どうも『これだっ!』という案が決まらない。(^^ゞ

うちの事務所では、住宅の設計依頼を受けると、すまい手の方に要望書を書いてもらったり
住宅調書と云うアンケートシートに答えてもらったりしてから設計を始めています。

プランが決まらない理由を、よくよく考えてみると『すまい手が決まっていない』
そこで、今回のクライアントは、土地を選んだ私自身として設計を進めることにしました。
私が土地を選んだ理由は『駅近、東武宇都宮線壬生駅まで400メートル、徒歩5分!』
『家族像を50代の夫婦が愛犬と暮らす住まい』に決めると、それまで進まなかったプランがスラスラ解けて・・・
決定案が出来たのは二日前・・・(^^ゞ

ふつうは施主が一番上にいて、その下に設計者がいてという階層が出来るわけですが、そういう上下関係ではなく
クライアントと設計者が横並びになって、チカラを合わせてつくると云う事が理想のかたちだと気づきました。

35坪の敷地に建つ、20坪ちょっとのコンパクトなすまい・・・
コンパクトでありながらも内に外に開放的で充実した空間は必見です。
この機会にぜひ見学会にお越しいただき、私たちの手掛けた住空間をご体感ください。

山形建築研究所-ウエブサイト

栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
http://hapi-ken.com