<豊郷台のすまい>の現場ではすっかりお馴染み、定点撮影のアングル・・・作業は慣れた大工職による屋根断熱材の充填中。今日の空の色は鉛色で窓から見える景色は寒い冬。 GRⅢ ノートリミング EV-0.3


午後から瑕疵担保保険加入のための現場検査ということで立会いです。
是正する項目、説明を必要とする項目共に無し(当たり前ですが)検査は無事合格。

前回の記事で<もうひとつの大物>とお伝えしたのがこちら↓ 出し渋らずにお伝えすることにしました。(^^ゞ

昨年9月の記事<検討>でお伝えした『とっておきの・・・』部分の木製建具だったのですが
見積りチェックの時から気になっていた木製建具のコスト、開口寸法がそれなりの大きさなので価格もそれなり・・・。(^^ゞ

図面を見て頂くと解るかなと思いますが、開口部には何層にも建具が重ねられていて
意匠的にも『これなら木製建具じゃなくても…?』とすまい手Mさんの意向をとり入れ

片引き形式なら建具の勝手(一般の引違いアルミサッシュは右側が手前という決まり事があるんで・・・)を設計通りに出来るということ。
アルミと樹脂の複合サッシュの製作範囲最大寸法でなら、当初の木製建具で考えていた寸法に近づけることが可能という事。
請負契約後も何度も検討を重ね、君島建築さんから出された木製建具に代わるVE案をベースに設計を詰め直し出した答えです。
VEの目的であるコストもかなり抑えることが出来ました。(^^)v まあ、ここが一番なんですがねェ。

製作範囲最大で<大物>といっても、取り付けられた状態を室内側からみると、「どこが?」といった感ですが、さにあらず
現場に搬入され取り付けている様子がこちら↓

大工職、二人ががりで苦労して取り付けていただきました・・・まさに<大物>といったところ。ありがとうございました。

かどを全開放したときの快適な空間を実現するために、何層にも重ねられる建具の納まりのリポートもお楽しみに・・・(^^

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栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
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