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2016.07.18 山形 誠
ところで、事務所の前の通りは夏祭りの気配です。
提灯と紙垂(しで)が飾られています。 GR DIGITAL Ⅲ 1SO:100 露出補正+0.5 WB:太陽光 適宜トリミング。
宇都宮の夏の祭りは『天王祭(てんのうさい)』地元では<おてんのさん>と呼ばれています。
二荒山神社境内に鎮座するスサノオノミコトによって邪気(夏の疫病)を祓うお祭りです。
由来は古く平安時代の869年京都に疫病が流行し、それを鎮めるために行われたのが始まりと云われています。
約40基の神輿が出て市内を練り歩いた後、神社の石段を駆け上がるという勇壮なお祭りです。
紙垂(しで)とは、注連縄(しめなわ)や玉串(たまぐし)などにつけて垂らす、特殊な断ち方をして折った紙
カミナリが落ちると稲が育ち豊作になるということから紙垂は、雷光・稲妻をイメージし、邪悪なものを追い払うと云われています。
玉串・祓串・御幣につけた場合は祓具(はらいぐ)としての意味ですが、注連縄に垂らして神域・祭場に用いた場合は聖域を表す印となります。・・・地鎮祭などで見かけることもありますね。
栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
http://hapi-ken.com
建築家は優れた人間観察家でなければならない