山形建築研究所、山形です。

今日の<南宇都宮のすまい>は左官職による玄関土間洗い出し仕上。写真はすべてGR DIGITAL Ⅳ
 

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大磯種石を練り合わせたモルタルを塗り、頃合いを見はからって表面のモルタルを洗い出して仕上げます。均質な工業製品にはない自然な風合いが魅力。
混入する種石の大きさや種類によって多彩なテクスチュアを得ることができ、プリミティブな質感と肌合いになります。

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洗い出しに使う種石の砂利は、粒径(砂利の大きさ)や種類(色や形)によって様々です。

 

今回は、チョイシブ!落ち着いた風合いを狙って「大磯(おおいそ)砂利」を選び、粒径は2分砂利(6~7mm程度)大きすぎず小さすぎずのちょうど良い大きさ。
大磯の他にも種石には南部、金華(茶系)、桃山、錆御影(赤系)、那智(黒系)等など・・・
 
 
 
・・・そして、ここからはオマケ! この現場のすぐそばにも美味しい蕎麦屋を見つけたので・・・

 

 

 

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少し太めの1分弱(2~3㎜)、少しザラついた舌ざわりは均質な工業製品にはない自然な風合いで←あっ、どこかで聞いたような。(^^;

 

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