7の日担当のマツザワ設計松澤です。

今回は進行中の現場の紹介ですが、完成すると隠れてしまう部分を、ちょっと紹介します。

窓の上に杉板が張ってありますが、これは吊り戸棚を固定するための下地板です。石膏ボードだけでは弱いので、杉板を張り、ここにビス止めします。
天井も張り始めましたが、ここにみえる吊り木受けは、上部の振動を天井に伝えないようにするもので、よく二世帯住宅などで採用されます。
次の2枚は外壁下地の遮熱シートと防水処理、そして板金工事の水切りなど事前処理部分です。
最後は天井の配管、配線工事です。

いろいろな工事が、最終的には見えなくなりますが、ここが大切な部分です。建て主さんには分かりづらい部分ですが、しっかりした工務店、職人さんは黙っていても大丈夫です。建て主さんが見るとしたら、きれいに整っている部分は安心して大丈夫です。工務店の監督や設計事務所が監理するのですが、構造の話でも良くお話しするのですが、きれいでスッキリしているものは、安全と考えて大丈夫です。ただ根本的にダメな事もありますが、雑然とした汚い工事で良い事はありません。しっかりした仕事をする業者は、現場もきれいです。構造もスッキリしているものは、無理がないのでより安全です。

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