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2023.02.27 村上 有紀
埼玉・飯能での現場では「スーパー白洲・そとん壁」という外装材を使っています。
はじめて使う材料でしたのでとても楽しみにしていました。
塗りサンプルをつくってもらい、色を確認。
今回は「W-122」の明るい色を採用(一番奥の色です)。「かき落とし」という仕上げにしました。
↓の写真が建物の輪郭です。
屋根はガルバリウム鋼鈑の「濃い茶」ですが、ほとんど黒に見えます。
↑こちらの写真が、塗り材を下地に塗り上げたところ。コテで抑えた状態「かきおとし前」です。
その後、ブラシを使って職人さんが表面を「かき落とし」ていきます。
作業の動画はこちらのリンクをどうぞ↓↓
https://www.facebook.com/100001553638630/videos/575596501284805/
↓ こちらが「かき落とし後」の写真。微妙な違いですが、少し全体に色が濃く見えているのがわかりますか?
このあと、乾燥してまた少し色が薄くなっていきます。
このかき落とし作業、塗った後、「少し乾いた状態」で一気に作業する必要があるので、
夏場の現場は、大急ぎで大変なのだそうです。
手間はかかるけれど、やっぱり仕上がりは本当に素敵。木の家にとてもあう材料です。
ハピケン hapi-ken.com
村上建築設計室 murakami-design
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。