BLOG
01.
ABOUT US / SYSTEM
02.
CONCEPT
03.
ARCHITECT’S INTRODUCTION
04.
WORKS
BLOG
2017.10.11 村上 有紀
こんにちは、村上建築設計室です。
先日は、建築仲間と一緒に金沢に行ってきました。
夕方に金沢入り、次の日1日街歩き・建物見学と、
つかの間の旅でしたが、初・金沢!住みたくなる街でした。
町家を改修した旅館しばやの別館「英(はなぶさ)」に宿泊。
http://hanafusa.ryokanshibaya.com/
こちら、町家の特徴がいかされて使い勝手もよく、とても情緒的で居心地のよい宿でした。
貸切利用なので、仲間を募ってだとお手頃価格になります。
今回、個人的には「内と外、町と建築との接点」をテーマにして見学。
やっぱり町家で印象的なのは、通りの表情とはまた違う中庭の存在です。
こちらの写真は「ひがし茶屋街」のお茶屋さん「志摩」の中庭。
http://www.ochaya-shima.com/index.html
客間は入口からすぐ階段を上がって2階(1階は台所など)なので、
お客さんはトイレ(写真奥)に降りた際にこの庭を眺めたのでしょう。
中庭に面して下屋の低い軒があることで、バランスの良い中庭になっているなぁと。
この感覚は、今後の設計にも取り入れたいです。
2階からの眺めはこちら。建具の格子や手摺の細工も細やかでした。
こちらは、ぶらりと入った金箔や「箔座」の中庭。
金箔をはった「ひかり蔵」は圧巻。
https://www.hakuza.co.jp/shop/hikarikura/
ここでも、入口の低い庇がとても効いていると思います。
そして、街歩きが楽しいのは、こんな景色があるからですね。
路地のアイスポットになるお宅の植木鉢。
こういう街との関わり、本当にワクワクします。
また、住む人の街への愛情も感じられますね。
なんともうれしくなる路地空間でした。
つれづれなる旅日記になってしまいましたが^^;
もうちょっとゆっくり金沢を堪能したかったー。
また行きたいので、お仕事がんばります!
村上建築設計室
ハピケン
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。