こんにちは、村上建築設計室です。

先日は、高根沢にて「子ども家事塾」という親子イベントでした。

 

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※会場は陽だまり保育園。古民家を移築して保育の場としています。素敵!!

 

 

大人にとっては「家事」、子どもにとっては「おてつだい」がテーマです。

 

子どもにとって、お手伝いにはいいことがたくさんあります。

・自分で自分のことができるようになること

・「自分のこと+ひとのこと」もすることは、よい人間関係を築く土台であること

 

そして、

 

・ひとの役に立つということは、自分の価値にきづくことでもあること

 

よくいわゆる「自尊感情」ですね。

日本の子どもは「自尊感情が低い」という調査結果がありますが、

この自尊感情をおおいに高めてくれるのがお手伝いです。

 

一日の子ども家事塾で劇的ビフォーアフターがあるわけではありませんが、

親子ともども(私も含めて)、

 

家のことって楽しいな。

家族みんなでやるともっと楽しいな。

 

と、家庭でのお手伝いのきっかけやモチベーションにつながればと思っています。

 

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プログラムは、かまどでごはんを炊いて、

「おにぎりとみそ汁・おつけもの」のシンプルだけどとっても美味しいお昼ごはんをつくり、

ごはんつぶで大いに(!!)汚した保育園をきれいに掃除します。

 

かまど炊きでは、子どもたち全員(年中~小3)がマッチで火をつけました。

家庭の暖房器具は炎が見えないようになり、キッチンもIHが増えて、

家庭で火を見る機会が減ってきています。

子どもにとってマッチは絵本の世界のことかもしれません。

 

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最初は怖くて泣いちゃった女の子もいましたが、

勇気をだしてみんながチャレンジ!

何度目かに火がついて、自分で消すことができると、

みんなの顔が立派なドヤ顔になりました。

とってもかわいくて頼もしかったですよ。

 

また、今後も定期的に開催予定です。

こちらでもご案内しますので、よかったら体験しに来てくださいね。

 

あ、そうそう!私たちが子ども家事塾を開催しているのは、

「家事ラク」を目指すなら、設備より、間取りより、

家族みんなで家事をまわさないと意味がないからでもあるんです。

ハード(住まい)の前のソフト(暮らし)づくり、と言うことです。

 

村上建築設計室 http://www.murakami-design.com/

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