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2017.09.22 村上 有紀
こんにちは、村上建築設計室です。
先日は、高根沢にて「子ども家事塾」という親子イベントでした。
※会場は陽だまり保育園。古民家を移築して保育の場としています。素敵!!
大人にとっては「家事」、子どもにとっては「おてつだい」がテーマです。
子どもにとって、お手伝いにはいいことがたくさんあります。
・自分で自分のことができるようになること
・「自分のこと+ひとのこと」もすることは、よい人間関係を築く土台であること
そして、
・ひとの役に立つということは、自分の価値にきづくことでもあること
よくいわゆる「自尊感情」ですね。
日本の子どもは「自尊感情が低い」という調査結果がありますが、
この自尊感情をおおいに高めてくれるのがお手伝いです。
一日の子ども家事塾で劇的ビフォーアフターがあるわけではありませんが、
親子ともども(私も含めて)、
家のことって楽しいな。
家族みんなでやるともっと楽しいな。
と、家庭でのお手伝いのきっかけやモチベーションにつながればと思っています。
プログラムは、かまどでごはんを炊いて、
「おにぎりとみそ汁・おつけもの」のシンプルだけどとっても美味しいお昼ごはんをつくり、
ごはんつぶで大いに(!!)汚した保育園をきれいに掃除します。
かまど炊きでは、子どもたち全員(年中~小3)がマッチで火をつけました。
家庭の暖房器具は炎が見えないようになり、キッチンもIHが増えて、
家庭で火を見る機会が減ってきています。
子どもにとってマッチは絵本の世界のことかもしれません。
最初は怖くて泣いちゃった女の子もいましたが、
勇気をだしてみんながチャレンジ!
何度目かに火がついて、自分で消すことができると、
みんなの顔が立派なドヤ顔になりました。
とってもかわいくて頼もしかったですよ。
また、今後も定期的に開催予定です。
こちらでもご案内しますので、よかったら体験しに来てくださいね。
あ、そうそう!私たちが子ども家事塾を開催しているのは、
「家事ラク」を目指すなら、設備より、間取りより、
家族みんなで家事をまわさないと意味がないからでもあるんです。
ハード(住まい)の前のソフト(暮らし)づくり、と言うことです。
村上建築設計室 http://www.murakami-design.com/
ハピケン http://hapi-ken.com/
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。