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2016.12.01 村上 有紀
こんにちは、村上建築設計室です。
今日は、乃木坂にあるセラトレーディングという水回り製品のショールーム見学に行ってまいりました。
おなじみのTOTOが輸入している浴槽や水栓、洗面ボウルなど、上質な商品が並びます。
ハンス・グローエの水栓など、スタイリッシュな水栓を雑誌等でもよく紹介されていますね。
スタッフの方のガイドを聞きながらでしたが、そこで興味深かったのが、
最近は、日本人の邸宅でも浴槽を置かずに、シャワールームのみの事例が増えているそうです。
そのため、ホテルやリゾートにあるような天井からシャワーが降り注ぐような水栓を
住宅に設置することが多くなっているとのこと。
確かに、夏に限らず冬でも熱いシャワーで済ませることも私自身多くなってるなぁ・・・と納得したり、
でもでもでも、やっぱりお湯につかりたいという日本人ならではの感覚もあるなぁ・・・と思ったり。
やはりライフスタイルは人それぞれですから、暮らしのヒアリングが大事だなぁと思うのでした。
また、洗面ボウルや手洗いも暮らし方にあわせて、自由なレイアウトが多くなっているそうです。
洗面=脱衣室 ではなく、 廊下の一角だったり、リビングダイニングのコーナーだったり。
確かに、本当は閉じた場所よりもオープンな場所の方が、使い勝手もよさそうですよね。
そして、それにはなるべくインテリアになじむ製品が欲しい!というわけですね。
オブジェのようにもなる、リビング洗面、今後の設計にも取り入れてみたいなと思いました。
写真の中のふわふわと浮いている網状のものは、
トラフ建築設計事務所さんの「空気の器」というプロジェクトです。
ちょうどショールームの上のTOTOのギャラリーで「トラフ展」という
トラフ建築設計事務所の仕事の展示イベントをやっていました。
「トラフ展 インサイド・アウト」http://www.toto.co.jp/gallerma/ex161015/index.htm
建築に限らず、プロダクトやプロジェクトなど様々な場面で活躍されている建築家ふたりの
思考の過程、インスピレーションなど、頭の中を表現するような企画で、
その展示方法も、さすがの面白さでした。
(よかったら↑の公式サイトをご覧くださいね)
凝り固まった頭が少し柔らかくなったかな~と期待しています(笑)。
村上建築設計室 http://www.murakami-design.com/
ハピケン http://hapi-ken.com/
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。