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2016.03.21 村上 有紀
こんにちは、村上建築設計室です。この3連休はお天気にも恵まれて、とても穏やかでしたね。
Facebookのタイムラインでは、お花の写真など春の到来の写真が多く、心が華やぎました。
同時に、卒業式、卒園式の話題も多くて、お子さんの成長を祝ったご家族も多かったようです。
さて、私が今使っている手帳には、毎日「○○の日」という記念日が記してあるのですが、
今日3月21日は、「ランドセルの日」なのだそうです。
3+2+1=6(年)と小学校の修業年数になるため、だとか。このゴリゴリ感、面白いですね^^。
さてさて、ランドセルと言えば、、、と、こちらもゴリゴリ話題をお送りします(笑)。
ランドセルの片づけに困っているご家庭、結構多いようです。
本来は子ども部屋の学習机や子どものロッカーなど、ランドセル置き場があるはずなのに、
いつもリビングのど真ん中にフタがどーんと開いたまま。
お母さんが毎日小言を言って子ども部屋へ片づけさせる。
なんで変わらないのでしょ~、と嘆く声を少なからず聞いてきました。
それはね、ズバリめんどくさいからです。
子どもがランドセルを下ろす、というのは、
大人が大事なプレゼンを無事に終えて、「あぁ~!」と伸びをするようなもの。
…らしい(笑)
そんな解放感のときに、たとえ子ども部屋が同じ階にあったとしても、
「まずは定位置において」というのは、
「大事な会議が終わって、机に戻ったらすぐ議事録仕上げてね」というようなもの。
…らしい(笑)
もちろん、それが当たり前のこととしてできる人もいるけれど、
出来ないには出来ないという(本人なりの)理由があるようです。
まずは帰ってきたらお母さんと話したいし、リビングに直行したいというのが
子どもの正直な、そしてとってもかわいいホンネだと思います。
だったら、まずはリビングにランドセルの仮置き場をつくるのもよいかもしれません。
リビング学習が多くなっていますから、実際にそのようにされているご家庭も多いでしょうし、
市販の家具でも、リビングに置くためのランドセル収納も色々とでています。
片づけがうまくいかないモノがあったとしたら、一連の動作の中で
なんらかの「めんどうくさいポイント」があるはずですので、
(今回のランドセルの場合は、しまう場所が遠い)
その原因をさぐることで、解決策が見つかるかもしれません。
家づくりの際には、こんな片づけのお悩みもぜひ設計者にぶつけてみてくださいね。
私たちは、暮らす人の行動から、どんな人と物の動線がよいのか、それを考えますので。
毎日の行動のクセなどは、その人らしい住まいをつくる、絶好の「種」なんですよ^^。
栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
※ランドセルの写真は娘に協力してもらった演出・・・ではなく、低学年のころの日常でした(笑)。
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。