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子どもの育ちと大人の育ち

2025.05.19 村上 有紀

このところ、30歳前後のお客様とお話しする機会が続きました。
ふと振り返ると、我が家の子どもふたりは、18歳・20歳とすっかり大きな人に。
あれ、子育て、こんなにあっという間だったっけ?
(5/12の佐藤さんのブログに反応してみました^^)

と、思えるのは、やはりその歳月を経た今だから言えること。
子どもたちがチビッコだったころ、人生の先輩から「あっという間よ」と言われても、
あたまでは理解しても、なかなか実感が伴わなかったものです。

さて、これまで自分自身が子育て中だったこともあり、住空間に子どもがいる風景、
子どもにみせたい風景や伝えたい手触りを思いながら仕事をしてきました。
小さい子どもさんがいるお施主さんも多かったわけですが、
その表紙には「子どもの育ちを見守る家」というタイトルをつけていました。

一昔前「頭のいい子が育つ家」という、家づくりの雑誌等にに
しばしば取り上げられてたキラーワードがありますが(同名の本が発端です)、
それに対抗して(というわけではないですが笑)、
子どもの生活を包む、おらかな家がつくれたらいいなぁと、いまもつくづく思っています。

ということで。
いま、小さいお子さんがいる皆さま。やっぱり。
子どもが育つのは、あっという間です!

————–

そんな昔に読んだ本『子どもが育つ条件』が出てきました。

そういえば、対のようなタイトルの本があったなぁと、
先日購入したのが『おとなが育つ条件』。
(でも、2013年と10年以上の出版でした)

バタバタしてて、読み込めてないのですが、
そうか、まだ育つ(発達する)ことができるのか。

ということを、誠実な文章から気づかされ、
なんだか気が楽になって、まじめにこれからを考えられる本でした^^。