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2025.04.28 山形 誠
朝の散歩道から・・・桜の季節から緑の季節へ新緑が芽生える頃に GRⅢx 適宜トリミング
時はゴールデンウィーク! 季節は春から夏へと云った感のここ宇都宮界隈。(^^
今年のゴールデンウィークは飛び石連休で、今日4月28日を休みにすれば、前半4連休、飛び石を飛んで、後半5月3日から6日までの4連休・・・
飛び石の間を休みにしてしまえば、11連休となるようですが、あいにく今日は事務所でこのブログを書いていますし、飛び石の間も休みとはならないようで・・・。(^^;)
先週のことですが大工職による内部造作工事が進んでいる<小原のすまい>の現場から外部工事のご報告です。
車寄せを兼ねる玄関ポーチの天井が張られ、モルタル仕上下塗りが進んでいます。 GRⅢx 適宜トリミング
まず、天井仕上について・・・仕上は<いまいすみのすまい>で好評だった<木毛セメント板>を再び採用してみました。
その時は「塗装するのか、素地のままでいくのかは思案中?」と書いていましたが、最終的にはセメント板素地の色を生かした無塗装としました。
今回も無塗装でいくことにしていますが、チョット違うのはセメント板同士の目地に押縁を加えてビスを隠すことにしてみました。
そして、左官職によるモルタル塗り吹付の外壁仕上は下塗りがほぼ完了と云うところまでですが、雨のため今日の仕事は一時中断
下塗りのモルタルのザラっとした質感と木毛セメント板の表情の取り合いが、とってもいい感じなっています。
こちらはグラスファイバーメッシュを伏せ込みながら二度目のモルタル塗りが完了した外壁、通気のために取付けたアルミパンチングメタルの取合い部分です
光の加減のせいだと思いますが、モルタルの灰色が若干明るめに見えると思います。
仕上の吹付をしないでモルタル塗り金ゴテ仕上のままでいいんじゃないかなぁ?なんて思うところもありますが、なかなかそう云うわけにはいかずに・・・。(^^;)
ところで、どこの工事現場でも外壁などの外回り工事している期間中はメッシュシートや防音シートに覆われていて中の様子はわかりにくいものですが
よく見ていると工事期間を通して外壁の色が時々大きく変わる事に気づかれるかもしれません・・・<小原のすまい>もそうです。
耐力壁合板の薄茶色にはじまり→透湿防風防水シートの白色→通気層胴縁、ラス下地を経てメッシュ状の銀色→
→下地モルタルのスジの入ったザラッとした灰色→そしてメッシュを伏せ込みながら金ゴテで仕上げたツルっとした明るめの灰色→そして上塗り仕上の色と変化します
この変化の回数が多いほど、それだけ手間が掛かっていると云うことになります。
住まいづくりに興味があってお近くに工事現場がある方などは、注意して見られると面白いかもしれませんよ・・・(^^
そして、昨日は<上辺見のすまい>で、建築会社と住まい手ご家族を交えて現場での打合せでした。
工事進捗状況の説明、この後の工事内容の確認、工事を進めるための詳細の決定などを打合せしました。
決めることのひとつとして、外壁の色があります。すまい手にとっては、もちろんですが建物のイメージを決める重要なところ。
塗装工事は少し先のことになりますが、色を決めるために、まずサンプル帳から候補を選んで、A4サイズ程度の塗装サンプルを作成してから決定します。
サンプル帳の選択肢の多すぎる事、見本のサイズが小さいことなどから見本帳だけではなかなか決められませんので
ある程度絞り込んでから大きめのサンプルを確認してから決めるという方法をとっています。
すまい手ご家族が窓辺に集まって、サンプル帳を囲んで、候補にする色を選んでいる家族会議の様子 GRⅢ 適宜トリミング
こんなふうにして住まいづくりは進んでいきます。(^^