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2024.10.18 山形 誠
10月に入ってバタバタと公私ともに慌ただしい毎日を過ごしています。
涼しくなったかなぁと思ったら、また暑さが戻ったり・・・ジェットコースターに乗っているような宇都宮界隈。
そんなことを言い訳にしてブログに載せる写真もあまり撮れず更新も滞りがち・・・(^^;)
でも、空を見上げると秋の空 GRⅢ 適宜トリミング
忙しさの合間を見つけてGR君を片手に写真散歩、ブログ更新に励もう!と思うのでした。(^^)v
そんな慌ただしさを言い訳にして、プレゼンテーションを先延ばしにしていますが、今度の週末には、やっとプレゼンをすることになりました。蕎麦屋の出前よろしく、「ハイ!まもなくです・・・」と、かかえている仕事にアップアップしている私を、許してくださっているすまい手に感謝です。
プレゼンテーションは、設計者にとって自らのビジョンを実現するうえで大切な機会です。プレゼンテーションの語源はプレゼントで、贈るとか贈呈するという意味を持っています。
設計者はすまい手に計画の内容を伝えるために、与えられた時間の中で、簡潔な言葉で、それも誰にでもわかりやすい表現で、住まい手が感情移入できるようなプランをつくる必要があります。一期一会の一回限りの勝負と、気合が入るのは当たり前なんですが、チカラが入れば入るほど見当違いのチカラの入れ方になることもあります。この人に任せても大丈夫だ、と思ってもらえるような信頼関係を築くことが何よりも大切だと思っています。
本当の意味でのプレゼンテーションは、意識を共有することを目的とすることだと思います。すまい手を説得するような啓蒙的なプレゼンテーションは、どうかなぁと思ったりします。材料を提供して住まい手からの認識を深めて、ズレを修正し考え方を共有する。
だから、用意する図面や模型はテーブルの上に並べられた料理のようなもの。なので、食事をしながら会話をするような、気楽で肩のこらない会話が交わされるような料理をつくろうと、いつも知恵をしぼっています。
建築家は優れた人間観察家でなければならない