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すまいへと

2024.09.18 山形 誠

いつまで暑さが続くのかなぁ・・・今年の9月は?
そして今年の9月は連休が2週続けて、その一回目の連休前の土曜日、<いまいすみのすまい>では竣工、お引渡しと取り扱い説明が行われました。

いつの間にか打合せの中心?となったようなキッチンで取り扱い説明を受けるすまい手のSさんご夫婦と外を眺めるHちゃん GRⅢ モノクロ 適宜トリミング

そのHちゃんは、大工職のOさんからプレゼントされた積木遊びに夢中に・・・

バトンはすまい手に渡されて、現場からすまいへと・・・
私の家族は息子が二人なので、娘を嫁に出すような気持ちは想像の域の中ですが、バトンを渡す時の気持ちは、きっとそんな思いなのかなぁ・・・と。(^^;

まだまだメンテナンスなどのお付き合いは続いていきますが、建物が設計者の手を離れ、住まい手によって住みこなされ
建物が住まい手家族の生活を甲斐甲斐しく手助けし、しっかりと役目を果してくれますよう
そしてSさんご家族にいつまでも可愛がってもらえますように、心よりお祈りいたします。

引渡しから少しだけさかのぼって、竣工写真撮影が晴天の下で行われました。撮影をしていただいたのは<家中のすまい>で撮影をお願いした船見さん。

家中のすまいでの撮影の時にも感じたことなんですが、撮影スピードの速さ!
フィルムの頃にやっていた、ポラロイドカメラでの試し撮りの代りに、撮影したデータをパソコンで観ながら構図や明るさ、コントラストを確認し
レベル・トーンカーブまで確認&微調整をしていくと云った作業。
それからカット数の多さ。デジタル化で、いくら撮ってもフィルム代や現像代がかからないと云っても撮影枚数の多さが違うという印象です。
撮影するためには、多くのデータ管理とデータが重いRAWデータを画像処理するパソコンはカメラ以上に重要な機材で
パソコンが無いとどうにもならない!カメラの知識だけじゃなくてパソコンの知識が求められるといった現場です。(^^;)

撮影が早いという印象のもうひとつの理由は、船見さんの仕事の進め方にも、ガヤガヤしている傍らで淡々と作業を進めていくと云った撮影スタイル。
そして楽しい撮影も大詰め!マジックアワーを待って夕景の撮影まで、およそ6時間。お疲れさまでした。(^^

そんな撮影の合間にGR君で撮影した<いまいすみのすまい>

そして、ここからはオマケ?・・・ポラロイドの話題つながりで

撮影のアシスタント役を買って出ていただいた、広告会社の高橋さん所有のポラロイドカメラで撮影したものをiphoneで撮影(←なんかややっこしいですが)

フルサイズのカメラで撮影しパソコンで画像処理をした写真もポラロイドで撮影した写真も、どちらも写真!
写真をとおして、いろいろと考えた一日でした。(^^

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