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2024.03.31 溝口 泰史
佐野のみぞぐち建築設計事務所の溝口です。
【森友の家(栃木県日光市)】
土地の契約も終わり、実施設計を進めています。
今回、初回プレゼンテーションで提示させていただいた間取りがほぼそのまま実施案になりました。唯一、屋根形状が変更となりました。
初期案では方行(ほうぎょう)屋根と言いピラミッドのような形状でした。
これは間取りが正方形の時に成立する屋根形状です。(一部、変形した方行屋根もありますが。)
実施案では切妻屋根になりました。
自分が設計する時はほとんどこの屋根形状にしているので、違和感はありません。とても自然な感じです。
ただ1点。屋根の流れ方向の距離が長いので、勾配を少し緩やかにしてフワッと屋根を架けるようにしました。
ちょうどよい「距離感」、溶け込むような「佇まい」、気持ち良いと思える「居心地」の3つを大切にしています。