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夏休みの経験

2021.08.19 山形 誠

ブロック塀の目地に沿って並んだナツヅタの小さな葉が可愛い! GRⅢ ポジフィルム調 ノートリミング。

お盆休み明けから事務所には大学の夏休みを利用したオープンデスク生(インターンシップ)が来てくれています。新潟大学建築学科のKさんです。

2年生の夏休み、平成二ケタ生まれの20才・・・ふと考えるとうちの息子よりも年下、これも時代なんですねェ。(^^;)

彼女がオープンデスクに来ることになった経緯は、今から21年前にうちの事務所で住宅を設計させていただいたすまい手であるお父様からの
「建築学科に進んだ、うちの娘が夏休み中の体験先を探しているんですが・・・」というご相談を受け、オープンデスクなら引受けましょうということに・・・。(^^

竣工時にまだ生まれていなかった彼女、育った環境からなのか?住宅の間取りが気になるようになり、次第に建築に興味を持つようになって建築学科に進学したとのこと。
そんな話を聞いて、うれしいような、ちょっと、こそばゆいような心持ち。(^^

予定ではお盆休み明けから2週間くらいということだったのですが、直前に出された緊急事態宣言を鑑みて急遽期間を短縮。
でも、せっかく来てくれたのですから、短い時間でもみっちり鍛えますよ!・・・ということで、挨拶もそこそこにしてどっぷりと模型作りに取り組んでもらいました。
最終日の夕刻、なんとか出来上がった、縮尺1/200の外観のスタディ模型がコレ↓

まだまだ詳細は未定ですが現在計画中のオフィスビルの計画案の外観模型。先月から基本設計を進めているプロジェクト。

細かいところを見ると「ウーンッ」となる出来ですが、模型作りに取り組んだのは初めてということ、短い時間で完成にこぎ着けたというところを
考えれば、まあ、「合格!」・・・かなぁといった感じの模型です。(^^;)
図面を読むチカラや私を質問攻めにする熱意・・・これから卒業までの約2年半、しっかり精進すればなかなかの設計者になれるのでは、と思ったオープンデスク生でした。
また機会があれば、またうちのオープンデスクに!・・・そして、ぜひこれからもいろんな面に励んで、大きく成長するように願っています。

-山形建築研究所-ウエブサイト