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2020.01.24 山形 誠
今年も、二十四節季の中の<大寒>を過ぎ、一年で寒さが最も厳しい頃・・・なんですが、今日はあたたかな一日。
毎年、冬があまり寒くなくなってきたと思うようになって、暖冬とか温暖化とか
原因はオゾン層の破壊がと云われていたりしますが、本当は太陽活動が原因と説く学者が増えてきているようです。
雪の降らない雨の多い冬になっていくんでしょうかねェ?・・・太陽が原因とするなら人のチカラの及ばないところ。
さて、今日の話題は<豊郷台のすまい>の現場、お馴染みの?の定点撮影から。(^^ 写真はGRⅢ ノートリミング。
工事進捗は外壁面の断熱材(高性能グラスウール16kg 105㎜)の充填がそろそろ終わるかなぁ?、と云ったところ。
作業をしている大工職によると『室内はずいぶん暖かくなってきました!』と
勾配天井と壁の取り合い部分、下地が組み上がっている様子。
まだまだ解りづらいかと思いますが、天井下地と壁下地の石膏ボードとの間に12㎜程度のすき間を開けて施工してもらっています。
この後の工事進捗に合わせて補足しながら、詳しくお伝えしていきますが・・・すき間を開けている理由は
2階小屋裏に設置する予定のエアコン冷気・暖気を天井のスリットから吹き出させてみよう!という試みのため。
もともと視覚人間である私の様な人間にとっては、こうした目に見えない空気のデザインは難しいものですが・・・
これ見よがしに設備機器を見せたがるのではなく、機器を隠した建築化の方向を探っています。
天国または極楽(もしあるとすれば?)にある『どこからともなく暖かい風が吹き、どこからともなく光がさし、どこからともなく音楽が流れ・・・』
といった『どこからともなく・・・』というキーワードにそって、見えないところから温冷風が吹く!ということをやってみようと!
栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
http://hapi-ken.com
建築家は優れた人間観察家でなければならない