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2019.11.13 山形 誠
<豊郷台のすまい>のすぐそばにある公園から・・・GRⅢにて撮影 S:1/400、F5.0、ISO100、EV+0.3 イメージコントロール:ソフトモノトーン
イメージコントロールは以前のGRの画像設定とエフェクトモードが統合された機能であらかじめプリセットされた設定モード。
GR DIGITALから変更されたボタン・レバーの設定にすこし戸惑いつつも撮影を楽しんでいます。(^^
午前中は打合せのため現場へ
現場には下小屋で加工された破風板が搬入されて取付作業が進行中。破風板というのは切妻屋根等の妻面に取り付けられる板。
破風板の下端には『眉欠き(まゆかき)』という溝彫り加工をしてもらっています。
図面ではこんな感じ↓です。
溝彫り加工した溝が直角でなく鋭角というところがミソ・・・加工するためには専用の刃物『際鉋(きわがんな)』が必要!
もちろん道具だけじゃなく伝承された技術と丁寧な仕事の出来る大工職のチカラが必要と云う事です。
妻面に取り付けられた様子はこんな感じに・・・鋭角に欠き込んだ丁寧な仕事です。
手間をかけて加工する理由は、軽やかに見えること、水切りを良くするためで、鋭角にすることでさらに水切れが良くなります。
栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
http://hapi-ken.com
建築家は優れた人間観察家でなければならない