前回の記事<検討>でお伝えした<豊郷台のすまい>・・・君島建築さんから木製建具に代わる樹脂サッシュのVE案を出して頂いたのですが
既製サッシュの流用ということで寸法調整が難しく、要望の<とっておき!>を実現するのが、ちょっと難しい状況でした。
先週、『何を優先するか?』をすまい手であるMさんご夫妻と打合せをし、『ここはやっぱり木製でないと!・・・』という私の意見を聞いて頂き・・・(^^ゞ
ご予算増額をして頂いて、まずは減額変更無しでの工事請負契約をしましょう、ということになりました。m(_ _)m

で、めでたく今日は工事請負契約締結。
業界の方は既にご存知でしょうけれど、住宅瑕疵担保履行法の制定に伴い新築住宅は、戸建住宅か共同住宅か、注文住宅か建売住宅か、分譲住宅か賃貸住宅か
などの用途・売買方法の如何を問わず10年間有効の住宅瑕疵担保責任保険への加入(または請負・売主側での保証金供託)が義務付けられています。
そして、保険契約ということで工事請負契約締結に先立ち重要事項説明が必須となります。

『では、重要事項の説明を・・・』といった場面。GR DIGITAL Ⅳ ノートリミング。

工務店から直接その説明がなされるわけですが、曰く・・・
この保険は住宅事業者が被保険者となり、お申込みいただく保険です。
保険の対象となる部分は、住宅の品質確保の促進等に関する・・・ウンヌンカンヌン・・・「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」です・・・。
保険加入期間中に万が一当社が廃業・倒産した場合で、補修工事または損害賠償を行わなければならない場合には保険会社より直接損害金が支払われます・・・。
免責事項は台風・暴風・洪水、地震・雷・火事・(オヤジはないが!)、戦争・放射能漏れ・航空機の落下、増築・改築・補修工事による瑕疵、etc・・・といったところ。
その後、工事請負契約の説明と・・・たぶん説明する方だけでなく、聞かされる住まい手も疲れたのではないかと思います。(^^;・・・お疲れ様でした。

そして、地鎮祭の日程も決まり、いよいよ本格的に工事着工となります。
Mさんご夫婦のご期待に答えるべく、ぜひ最高の仕事をしてもらいたいところです。君島社長、期待してますよっ! (^^)v

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