頭の中で、4、5件の案件が同時に進行しているという慌ただしい日が続いて、ブログネタ(写真)を撮るのも苦心しています。←まあ、いい訳ですが・・・。(^^ゞ
昨日は一日中雨模様で、夜半にかけてかなりの雨だったようです、爆睡していて全く気付かなかった私。^^;
でも、朝起きて外の様子をみてみると、シットリというよりズッシリと云った感で、すこし早目の朝の散歩に・・・

ブロック塀にへばりついたナツヅタ。GR DIGITAL Ⅳ ノートリミング 露出補正-0.3

先週、約一年ぶりに<東原のすまい>へ・・・とはいっても、決しておめでたい訪問(?)ではなく、雨漏りへの対処のために、だったのでした。

<東原のすまい>階段ホール 壁、天井共にローラー塗の漆喰<フェザーフィール>仕上。 GR DIGITAL Ⅳ ノートリミング。
天井部分に見えるスリットは、天井裏に仕込んだ送風機のための吸い込み口。この循環システムで四季を通じて快適に過ごされているとのこと。
『なかなか掃除が行届かなくって・・・』とおっしゃるすまい手Tさんですが、5年目を迎えたとは思えない様子には頭が下がる思いです。

で、ここからが本題。
一緒に行った施工工務店の担当大工職と共にすまい手Tさんからお話しをお聞きして・・・
どうやらモルタル塗りの外壁と屋根水切り板金の取り合いが怪しい、と推測。
外壁部分にカッターを入れ、水切り板金を確認して、どこで漏っているのか見極め、適切に補修する運びとなったのでした。

と、まあ、こういったネガティブな話題までブログに書く設計事務所や工務店は少ないのではないかと思います。
原因は何にせよ、当たり前の如く漏れてはいけないわけで、そうならないよう設計段階ではディテールや素材・工法を詰め
工事にあったっては職人さんたちの経験則も活かしながら細心の注意を持って施工するわけですが
住まい手の方々には申し訳なくも、それでも完璧に施工できていなかった、という事態が生じる場合もあります。
ただ、そんな時は可能な限り迅速に対処し、住まい手の方々が抱くストレスを一刻も早く取り除く事が大切だと思います。
おごっているとお叱りを受けるかもしれませんが、それが新たな信頼といったものにもつながって行くのでは、と思ったりもするのです。
もっとも、時に雨漏りの原因が特定できない場合があり、その時は大変なのですが・・・。

この時期、お決まりの紫陽花・・・

やっぱり紫陽花には雨がお似合い。GR DIGITAL Ⅳ ノートリミング

雨漏りはキライ・・・でも、雨の日はいいもんですねっ。(^^ゞ

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栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
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