小さな路地の先の住宅。
東にむかって路地を進みます。
接道は正面の2mちょっと。
路地が続くように、道路~ガレージ~小さな中庭へと視線が続きます。
明るい場所~暗い場所~明るい場所と奥行きを感じさせます。
敷地に入ると、方向転換。
その先には明るい南側の庭。
玄関ポーチまでのアプローチは、街の路地を引き込み、
住まいへと徐々に落ち着きを高めます。
ちょっとの階段を上がると、さらに東南方向へ庭が続きます。
南の庭には、室内のキッチンがそのまま続き、
アウトドアキッチンとなっています。
振り返って玄関へ。
北側のガレージ~玄関ポーチのベンチ~キッチンのある庭。
内と外をつなぐ、縁側のような空間です。
さて、私たちはこんなふうに場面展開を想定しながら、設計しています。
「シークエンス」といいますが、
自分が移動することで風景が変わっていく様子を積極的にデザインしました。
帰ってくることが楽しくなる住まい、
帰ってきたらほっとする住まいの佇まいを目指して。。
設計するほうも、とっても楽しい作業です。
村上建築設計室 murakami-design.com
栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン https://hapi-ken.com