創右衛門一級建築士事務所の佐藤大介です。
本日は、約90年前の歯科医院を住まいに再生する
コンバージョン(※1)物件house-ST-Cの打合せのため、
担当していただく棟梁H氏のいる別の現場へ
お邪魔して参りました。
(※1)コンバージョン:既存建物の用途を変更し、
新しい用途の建物へ再生させること
実は…
打合せといいますか…
納め方を教えていただきに行ってきました(^_^;)
化粧垂木という屋根勾配なりに斜めに
屋根裏に見えてくる材料と
化粧隅木という化粧垂木に45°にぶつかってくる
斜め+斜め!の材料の寸法が出せ無く
ご教授していただきに行って来たのです…
そこで、登場したのが指矩(さしがね)(※2)です!
(※2)指矩:指矩は古くから使われている
金属製の目盛りが付いたL字型の
大工道具で、日本では最も古い資料に
1685年の資料が残っているそうです。
330年前…
この指矩が兎に角凄い!
いろいろな目盛りが振ってあり
指矩1本で、角度や円周、三角関数の計算が出来たりと、
何でもできる代物っ!
何でもできる代物ですが…
難しい…
残念ながら自分は使えません…
そんな八面六臂の道具を使いこなし
棟梁のH氏は、サクサクっと教えてくださいました。
やはり頼りになる棟梁H氏!最高です!
大工工事になるのが楽しみです!
〈2日前のhouse-ST-C〉
そんなhouse-ST-Cの現場はこんな感じで、
本日、基礎のベースコンクリートを打設しました。
12月半ばには増築部分の上棟する予定です!
上棟…とは言わないですね…
house-W-C
のopen houseです!
是非観に来てください。
※完全予約制にて御一報くださいませ。
詳しくは↓↓↓
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