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2016.06.29 山形 誠
山形建築研究所、山形です。
夏至から一週間が過ぎてすっかり夏らしさを増した宇都宮界隈、空の様子を気にしながらも<南宇都宮のすまい>は、週末の取扱い説明へ向けて工事が進んでいます。
障子紙張りや塗装の残り、ちょこまかとした器具付けや手直し等が残っていますが、ほぼ出来上がり!
玄関ホールの見返し。手前の舞良戸にはワーロンプレートが入って出来上がりです。
夏至の日は一年で昼間が一番長い日ですが、日の出が最も早く、日の入が最も遅くなるわけではありません。
日本では日の出が最も早い日は夏至より一週間ほど早く、日の入が最も遅い日は夏至より一週間ほど後です。
その理由はふたつ・・・
1.黄道(太陽の通り道)と赤道との角度が23.4度傾いているため。
2.地球の公転軌道が楕円であるため。
と、難しいことが原因のようですが、やわらかく云うと昼間の長さを決める太陽の高さと日の出・日の入の時間を決めている太陽の動きのふたつが原因←やわらかくなってませんね。(^^;
日の入が遅い日ならば、今日は明るいうちから・・・なんて不埒なことを考えてみたり。
建築家は優れた人間観察家でなければならない