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2016.01.18 山形 誠
山形建築研究所 山形です。
先週のことになりますが、我が街宇都宮にある二荒山神社では『春渡祭』でした。
二荒山神社の境内では御焚きあげが行われます。我が家の松飾りも焚き上げていただくようにと、夕方に神社へ出掛けました。
「春渡祭(おたりや)」は、宇都宮市民に正月の終わりを告げる二荒山神社の夜祭です。夕方から行われる神事では宇都宮市指定文化財の田楽舞が奉納され、神輿の渡御があります。儀式が夜に行われたことから、これを「渡り夜」と呼ぶようになり、後にこれが訛り、「おたりや」と呼ばれるようになったと伝えられています。12月を「冬渡祭」、1月を「春渡祭」と書き、どちらも「おたりや」と呼んでいます。
二荒山神社の社殿東側に設けられた焚き上げ所では「お焚き上げ」が行われます。この煙にあたると、家内安全や無病息災、火災防止などのご利益があると伝えられています。
建築家は優れた人間観察家でなければならない