こんにちは、村上建築設計室です。
早いもので11月、2015年も終盤に差し掛かってきましたね。

今週は小さなお子さんのいる3組の共働きのご家族との打ち合わせがありました。
ともに教員でめまぐるしい毎日を送るご夫婦には、0歳と4歳の女の子、
ともに夜勤があり、ご両親のサポートを得ながらのご夫婦には5歳の女の子がいます。

 

打合せでは、日常の様子を詳しくお聞きするのですが、
本当に、家族(親族)一丸となって家のコトと、子育てと、お仕事とを
まわしていくご様子には、共感し、感心し、頭が下がる思いです。

 

「それはもう大変!」「保育園に連れて行くまで朝は戦争のようで…」という言葉に、
私たちも「あぁぁ、そうだったなぁ」と子ども達の過去を思い出して、
子育てと家事のあるある話をしてきました。

 

色々ある家事の中でも、洗濯物に関するお悩みは多いようです。
「脱ぐ→洗う→乾かす→畳む→しまう」
と、そのプロセスが多く、時間もかかります。

 

しかも、その一連の行為が、それぞれ別の場所で行われますから、
洗濯動線がよく練られていれば(自分たちの暮らしに合っていれば)、
家事がうまくまわせますが、その動線がよくないとストレスが日々積もっていきます(笑)。

ヒアリングの段階で、それぞれのご家族の「洗濯のクセ(習慣)」をお聞きして、

プランの上で、それぞれの暮らしに合った洗濯物の動きをシミュレーションしています。

家づくり」を通して私たちも、それぞれのご家族の家事や子育てを応援できれば!

という思いで、家事動線にエールを込めています。

 

そして、今週お会いしたもう1組は

小3(女の子)、小1(男の子)、3歳(女の子)という兄弟に、

来年早々には新しい赤ちゃんが生まれるご家族でした。

 

その日常を聞くと、小学生の子ども達がお風呂そうじや洗濯などで、

しっかりとご両親の「家事戦力」となっているとのこと。

仕事、学校(学童保育)、保育園から一斉に帰ってくる夕方、お母さんには

同じく嵐のような時間だけれども、子ども達の協力を心強く感じているそうです。

 

そんな、「一歩先をいく子育ての先輩の話」も、他のご家族のエールになるかもしれません。

家事をテーマにしたおしゃべりカフェなんかもおもしろそうだな・・・なんて思ったのでした^^。

 

そうそう、最後に。

共働きのご家庭では、夜に洗濯することも多く、また、日中は留守にしますから、
「室内干し」の場は、必須項目にもなっています。
動線のよさももちろんですが、「リビングから見えない場所で」というのが叶えられると嬉しい。

 

OgawaPlayroom 

↑このお宅では、階段から続く室内干しの場所を設けました。

お手伝いも期待して、子どもの遊び場と兼用ですが、何かと重宝してくれているそうです♪

 

わたしらしい家事動線を考えたいなら…

栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン 

http://hapi-ken.com