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2023.08.29 溝口 泰史
佐野のみぞぐち建築設計事務所の溝口です。
【岩舟町新里の家2(栃木県栃木市)】
外観の完成予想パースです。
屋根は普遍的・原初的な切妻屋根で覆いました。
いつも設計する時、屋根形状は切妻屋根を基本としています。切妻屋根は一番シンプルで無理がないものだと考えていますし、シンプルなものほど雨漏りのリスクが低いなど利点が多いです。世界中どこに行っても昔から切妻屋根があるいうことを考えても納得できます。
子供が描く家の絵も三角の切妻屋根ですね。切妻屋根は人間のDNAに組み込まれているのかもしれません。
間取りを考える時には屋根の掛け方も同時に考えます。間取りと屋根形状を含めた構造の整合性が合っている建築は良い建築だと思うからです。
ちょうどよい「距離感」、溶け込むような「佇まい」、気持ち良いと思える「居心地」の3つを大切にしています。