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2025.07.25 溝口 泰史

佐野のみぞぐち建築設計事務所の溝口です。
【幸町の家(茨城県古河市)】
先日、地鎮祭を行った台形の変形敷地に建つ「幸町の家」の模型です。
敷地にそれほど余裕がないので、敷地全体を無駄なく使うように熟考した結果、敷地形状に沿うように五角形の平面としました。
多角形の平面で問題なのが屋根の掛け方。いつも雨漏りのリスクを無くすために極力シンプルな切妻屋根などの形状にすることを基本としています。
今回も同様に考え、五角形平面との兼ね合いからピラミッドのような方形(ほうぎょう)屋根を掛けています。ピラミッドは平面が正方形なので屋根面が四面ともに同じ勾配になりますが、今回は多角形平面なので屋根の勾配が面毎に異なります。
模型を見るとシンプルに見えますが実際の施工は大変な屋根形状です。(模型も作るのが大変でしたが…)
溝口泰史/みぞぐち建築設計事務所

ちょうどよい「距離感」、溶け込むような「佇まい」、気持ち良いと思える「居心地」の3つを大切にしています。