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2015.07.06 佐藤 大介
『6』のつく日担当
創右衛門一級建築士事務所の佐藤大介です
先週は、以前より話をいただいていた
約築40年の農家住宅の大規模リノベーションの
建物調査に行ってまいりました。
建物調査に行き
農家住宅とは、
土間応接間と土間キッチンとの繋がり!
外や土間キッチンからの直接浴室へのアクセス!
など当時の日々の生活を考えて
合理的に計画された間取り計画になっているものだと
深く関心して参りました。
また
おもてなし精神か見栄か…
法事、冠婚葬祭などのための続き間の和室など
来客者主体の間取り…など
時代的に必要であった部分も見受けられましたし
これまた時代背景でしょうが
無断熱構造の作りなど
今の住まいからは考え深い部分も多々ありました。
しかし
悪いことばかりでも無く
造り付の収納や
折り上げ天井、
何とも味わいのある繊維壁や硝子、
奥行きの深い通路、
しっかりと組まれた腕のある大工仕事であろう骨組み
などなど…
手間の掛かっている
何とも味わい深い物、部分も多々あり
見ていて嬉しくなりました。
味わい深い硝子や建具などは
リユースしたいと考えておりまして
この奥ゆかしき物達を上手く活かし
現代の建築に上手く取入れた
リノベーション物件にすべく
腕の見せ所と言った感じで
新たなプロジェクトの現調をしてまいりました。
勿論!
家の基本である構造の耐震改修も含め
創右衛門物件ですので
断熱改修は必須ですし
Passive designも積極的に取入れて
心踊っていただけるリノベーション
にして行こうと思います!
栃木・埼玉の建築家集団
ハピケン hapi-ken.com
意匠と性能の両立した住まい