先日、埼玉・飯能の木の家がお引渡しとなり、そのタイミングで山の仕事を見せていただく機会がありました。
これまで伐採体験は見学させていただいたことがありましたが、その先のプロセスは初めて。
その丸太を4メートルなどの市場に卸す長さに切って、運び出しをするための作業です。

写真は、(おそらく見学用に)平場での現場。平らなところはほんの一部で、
その先は急峻な斜面が続きます。斜面での作業はまず重機が入るような道をつくるところから始まるそうです。
ふだんみている柱梁が、現場に届くまでの様子に思いをはせました…

こちらの木の家は薪ストーブを囲む暮らし。

というのも、こちらの森のお仕事をしている会社さんの従業員さんが住むこのお住まい。
これまでも夕方には職人さんが集まってストーブを囲んでいました。
その様子を室内で再現する、そんな玄関先です。正面はキッチン。
おもわず「いらっしゃい」と迎えたくなります。

これから竣工写真をとるので、どんな写真になるかも楽しみです。

村上建築設計室・村上有紀

ハピケン hapi-ken.com

村上建築設計室 murakami-design.com