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2023.02.06 村上 有紀
哲学っていうと、なんだか難しそうだな?と思われるかもしれませんが、
家づくりのプロセスって、自分との対話でもあり、
自分なりの暮らしの哲学を構築するようなものだと思っています。
いま、家づくりの場面でのキーワードは省エネだったり断熱だったりが盛んですが、
こういう性能というものは、求めれば求めるほどに性能と予算が上がっていきますので、
いい塩梅の落としどころも必要です。
また、ご予算の中で、多岐にわたる「家の要素」のどこを優先し、どこを省き、つくるか、
ということを決める必要もあります。
そんなことをヒアリングしていると、本当に、そのご家族が何を大切にしているのか、
ということが、わかってきて面白いのですが、
おそらく、ご家族の皆さんも家づくりのプロセスでの家族ミーティングで、
自分自身のことやお互いのことを再発見しているのではないかな、と思います。
「自分って何が好きなのかな?」「どんな暮らしをしたいのかな?」
そんな問いについて考えるプロセス、まさに暮らしのプチ哲学なのですよね。
ということで、今年のハピケンツキイチでは、暮らしの哲学の時間も作ってみたいところです。
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。