追い込み工事が進む<ハピケンモデルハウス>の現場。今日は照明器具の取り付け位置の最終確認のために現場へ・・・
現場では大工職が収納棚の加工と取付、建具職が建具吊り込み作業、電気工事業者、給排水設備業者の器具付作業が進行中です。
タイトルの<段鼻>は階段段板の先端部分、スベリ止めと段板視認のために溝加工をしたりスベリ止めの金物を取り付けたりします。

今回の段板はフィンランドバーチという合板を使用しました。そのため合板の芯材が露出してしまうような溝加工はできません。
そこで、既成のウッドレールを埋め込んでみた・・・と云うわけです。ウッドレールは本来、敷居に埋め込んで建具のレールとして使うものです。
段板とは異なる樹種、レッドブラウンという異なる色にすることで段鼻視認には効果があり
レールの溝がスベリ止めの役目もしてくれるという一石二鳥の優れモノ。(^^
実は、この間竣工した<家中のすまい>で使ってみたディティールで
すまい手にはもちろん、完成見学会でも好評だったのでこちらでも採用してみました!

山形建築研究所-ウエブサイト

栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン
http://hapi-ken.com