創右衛門一級建築士事務所の佐藤大介です。

先日は、建築士の業務として、
伝統的建造物群保存地区に選定されています
栃木県栃木市嘉右衛門町に
江戸時代の蔵の保存調査に行って参りました。

〈調査した江戸時代の蔵〉

〈蔵の棟梁にあった棟札〉
安政五年(1858年)と書いてありました
　
　…157年前です！

ビックリです。
自分が見ているこの棟札を
ちょんまげの方達も見ていたかと思うと
何とも考え深いです。

〈蔵の内部〉
素敵な表情の土壁！
かっこいいです！

〈井戸〉
素敵でした！

〈壁の落書き〉
入浴中か…
男は今も昔もか〜
ちょっと江戸時代の人と少しだけ近づけた気がした落書きでした。

157年前の蔵を保存するのは、
材料も工法も違う現代では、
金額も労力も苦労の多い事だと思いますし
わからない事も多いにあると思います。

この機会に、伝建地区の建物に携わってこられた
先輩及び行政の方にご教授いただき多くを学んじゃいます。

新しい業務が増え楽しみです。

栃木県宇都宮市の設計事務所
創右衛門一級建築士事務所
souemon.net

栃木・埼玉の建築家集団
ハピケン
hapi-ken.com