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2025.06.21 山形 誠
先週の記事<垂木材とすまい手の想い>でお伝えしていたとおり、<小泉の離れ>の現場では楽しみにしていた建て方が予定通り行われました。そんな様子をババっとご紹介! 写真は全てGRⅢ 適宜トリミング
私が現場に到着した10:00頃には2階床組みが完了して2階柱を建てるところまで・・・まあ、いつものことながら早い!
下小屋で加工され現場に搬入された垂木がラフタークレーンで吊り上げられていきます。
そんなこんなで、午前中には棟木が上がってめでたく上棟!冒頭の写真へ・・・
午後には垂木は掛けられ、垂木の調整を進めながら、広小舞、破風板が取り付けられて屋根のカタチが見えてきました。
午前中は雲がかかっていた空模様ですが午後には雲が切れて夏の青空、炎天下の建て方となりました。今日になって調べてみましたが、アメダスによる宇都宮の最高気温は、なんと34.6℃だったそうです。(^^;) 外の仕事に慣れているという大工職にとってもきつい建て方だったと思います。
陽が傾くころには、野地板、化粧野地板になる高圧木毛セメント板を張り終え・・・
この「高圧木毛セメント板」が、まあ、とにかく重い材料であったり、普段では屋根下地になる垂木材を見せるような組み方をしてもらったりと、大工職には苦労を掛けてしまいました。(^^;)
作業を終えて、片付けをしている棟梁からは「手間をかけた分、いい建物になるはずです」と・・・(^^
いつも建て方の時に書いていることですが、改めまして、すまい手のNさん、おめでとうございます。& あたたかなお心遣いありがとうございました。それから、炎天下の中、ややこしい軸組や手間のかかる屋根組をバシッと組み上げていただいた優秀な大工さんたちに感謝です。(^^