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 こんにちは、ハピケンの佐藤大介です

先日、進行中の現場からの電話で「ヒヤッ」としました!

内容は

勾配天井の一番高い部分に

風抜きと採光、夏季に排熱の為に設けた塔屋部分で

外壁をまだ施工していない現場の

気密シートの内側で内部結露しているとのこと!

ヤバイつ!何でっ!

佐藤(私)頭の中で考えました…

脳みそFull回転…

現場の状況を頭の中で整理します!

外部から

透湿防水シート→ボード系断熱材→気密シートです

室内側から水蒸気が発生するはずも無いし…

ましてやバッチリ気密シートも施工してあるし…

とりあえず現場へ!

現場にて状況を確認すると

この塔屋部分に屋根がぶつかっていて

その屋根の通気層を屋根の防水材が通気を

そこで止めているから

(施工途中なので、雨が入らないようにわざと塞いでおいた)

屋根の内側で温められた空気が上昇気流で

屋根なりに登ってきて塔屋の壁にぶつかり

室温の低い現場はそこで逆転結露した

と言う結論にいたりました

すぐ大工さんに通気層を確保してもらい事なきを得ました

ちょっと難しい話になってしましましたが

今回勉強した結論は!

断熱性能を高めれば高めるほどこのような状況は起こり得る訳で

暖かい家を作るにはただ断熱材を増やせばいい訳では無く

それに伴う正しい知識のもと施工をしなくてはならない

今回は施工途中のいろいろな状況が内部結露を

引き起こした訳で

建物が完成すれば起きなかったことですが

良かったと思う反面

やはり施工はちゃんとしないと後で大変なことになるなと実感し

気を引き締めた事件でした

ちょっと話をさかのぼり

現場まで行く車の中で

温熱知識の先輩でハピケンメンバーである工藤さんに

意見を聞きたく連絡!

工藤さんはすぐに「逆転結露かも」とっ!

やっぱ凄いぜ工藤さん!

栃木、埼玉の建築家集団

ハピケンhttp://hapi-ken.com