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2020.07.21 佐藤 大介
創右衛門一級建築士事務所の佐藤大介です。
G2の住まいhouse-Kでは付加断熱の施工が進んでます。
付加断熱とは、通常柱間に設置される断熱材(充填断熱)の他に、さらに外側に断熱材を設置した断熱工法です。
充填断熱(柱間断熱)では柱や間柱などの木部分が熱橋と言われ、熱を通し易くなりますが、付加断熱を行う事で、熱損失が少なく熱橋の影響が緩和され、より断熱性能を高める事ができます。
G1(断熱性能を表す一つの指標)は、高性能の断熱材を選定し、サッシの断熱グレードを上げる事でおおよそクリア可能ですが、そこからG2に断熱性能を上げるにはこの”付加断熱”がボーダーラインになります。
またコスト的にもこの”付加断熱”がボーダーラインで、可愛く無い値段が出てきます!
〈写真2枚目〉
北面窓はトリプル硝子の窓(YKK/APW430)を採用。
コンセントBOXには、気密性確保の為にバリアーBOX(気密コンセントカバー)を設置します。
断熱材施工も気密性能も全て施工が命!
どんなに高価な断熱材を用いても施工がデタラメではお金の無駄っ!
↑上記ぐらいなら安価な断熱材をキッチリ施工した方がよっぽど性能はUPします。
現場を見ていると思います。
それぞれの”正義”を持った気心知れた職人の集まりがあってこそ”より良い住まい”は完成するのだと。
また、その”正義”は設計者にも当然必要だと自分に言い聞かすっ!
そんな現場が進んでます。
そして改めて思う。
“意匠”と”性能”の両立した住まい。
これからの住まいには益々必要ではないでしょうか。
栃木県宇都宮市住宅設計事務所
創右衛門一級建築士事務所
https:souemon.net
栃木・埼玉の建築家集団
ハピケン
https:hapi-ken.com
意匠と性能の両立した住まい