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2022.01.22 山形 誠
冒頭の写真は、朝の散歩道から・・・フロントガラスに降りた霜 GRⅢ マクロ ポジフィルム調 ノートリミング
二十四節気のひとつ「大寒」、暦通りの寒い日が続いていますね。
寒中真っ只中、身を律するような寒さに緊張感を覚えますが、ワガママな僕は「寒ッ!」て感じです。(^^;)
南太平洋の島国、トンガ沖で起きた海底火山の大規模噴火の影響で潮位の上昇が起こりました。
気圧の変化が潮位の上昇に関係したといわれていますが、メカニズムは不明とのことです。
建築基準法による耐震の考え方が見直されたのは宮城県沖地震のあと、1981年に施行された「新耐震」、新耐震設計基準で
1981年以前の基準を「旧耐震」、以後の設計法を「新耐震」と呼んでいます。
「旧耐震」では、震度5程度の地震に耐えられることが基準でしたが、「新耐震」では、建物が倒壊しないということだけでなく
建物内にいる人命を守ることに主眼がおかれ、震度6~7程度の地震でも倒壊しない耐震性が求められるようになりました。
「新耐震」で建てられた建物は、1995年の阪神・淡路大震災でも大きな被害が少なかったといわれています。
阪神淡路大震災の被害をもとに、「2000年基準」と呼ばれる耐震基準へと改正が行われました。
さらに人災とも云える耐震偽装事件をきっかけに、2007年には建築確認審査や検査の基準が厳しくなっています。
未知のウイルス、未知の災害、人類の英知に及ばないことは、いくらでもあります。
人間の知っていることなんて、宇宙の塵のようなもので、まだまだ未知のことが多いことに気づかされました。
未知の現象を未知のものとして、謙虚に自然を観察して立ち向かっていくしかないと思いました。
建築家は優れた人間観察家でなければならない