「3」の付く日、栗原弘建築設計事務所の栗原です。

桜も散り春めいた日が続いたと思ったら、また冬に逆戻りだったり目まぐるしく天気が変わり、お天道様は忙しいですね(笑)

 

さて、今回の建築紀行は前回に引き続きバルセロナからお送りします。

紹介するのは「カサ・バトリョ」です。

なんとも奇妙な外観をした建物ですが、1877年に建築された住宅で築138年経っています。パトロンである大繊維業者のジュゼッブ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受けガウディはこの邸宅の改築を行っています。

内部の写真は残念ながらありませんが、邸内のパティオでは自然光を効果的に取り込みその光でセラミックタイルの濃淡を表現し、これらの光と色の効果により海底洞窟をイメージしているとの説もあるとされています。

 

次回はバレンシアからお送りします。

 

グラシア通り反対側から

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カサ・バトリョを見上げる

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栃木、埼玉の建築家集団 ハピケン http://hapi-ken.com