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2026.03.30 佐藤 大介
栃木県宇都宮市の設計事務所集団 ハピケン
R8.3.30
今年度、伝統的建造物群保存地域において
修理を行ってきた建物の賃貸借契約が先日完了した。

設計や修理は、引き渡しで終わるものではない。
その建物がどのように使われていくかまで含めて
設計だと考えている。
今回も活用についての提案から関わってきた。
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時間を経た建物には、
手を入れるべきところと、
残すべきところがある。
それらを見極めながら整えることで、
無理のないかたちで次の使い手へと引き継がれていく。

歴史的価値を有する建物であるが、
特別なものとして扱うのではなく、
あくまで使われ続ける前提のもとで手を入れる。
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結果として、
新たな用途が与えられることになるが、
それは付け足されたものではなく、
本来持っていた性質の延長にあるべきだと思う。
別の建物についても、
今年度解体を終え、これから修理が始まる。
こちらも同様に、適した手の入れ方を探りながら、
活用につなげていく予定である。

新しく作ることと、
残すことは対立するものではない。
どちらも、精度を求められる仕事である。
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こうした判断や手の入れ方は、
新築の住宅においても変わるものではない。

意匠と性能の両立した住まい