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2014.12.18 山形 誠
現在進行意中の<東原のすまい>では今日から外壁工事が始まりました。今回外壁仕上げは、ガルバリウム鋼板小波板竪張りです。
板金職により施工され、防水納まりはもちろんですが細部の納まりに気を使わないと、波板の持ち味が生かせなくなってしまいます。
このガルバリウム鋼板は黒のように見えますが、ガンメタリックといったイメージの『銀黒』です。波板にして使うことで光の当たり方で表情が変わって見えます。
今回は波板鋼板の出隅を見切り無しで納めてみようと・・・コーナー部分左右の波板ピッチをどうして納めようか?と云うところが問題になります。
ガルバリウム鋼板のコーナー。小波の山部分で折り曲げて角を出す!・・・って口で言うのは容易なのですが、曲げるほうにとってみては中々大変なこと。(^^;
さらに折った波板を立てて足場の間を通して取り付けていかなければなりませんから。そして傷を付けないよう扱いはていねいに・・・
図面では『山のピッチを調節して見切りを省略してください』と云うことになるんですが。
見えてくる『線』を省こうとすると施工は難しくなっていきます。でも、出来あがってみると、スッキリとシャープなイメージに仕上がるはず。(^^)v
こんな風にして現場は進んでいきます。
栃木、埼玉の注文住宅は、ハピケン
http://www.hapi-ken.com/
建築家は優れた人間観察家でなければならない