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2019.02.14 佐藤 大介
創右衛門一級建築士事務所の佐藤大介です。
本日の笠間市の住まい house-KS では、屋根下地が完了し、外部に耐力面材が施工されておりました。
木造建物は地震や風などの外力から耐えるために筋交いや耐力面材をバランスよく設け構造強度を確保します。
私の場合、外部廻りの壁は耐力面材。内部の壁には筋交いを設ける事にしており、その理由は外部に面する壁には障害無く断熱材をピッタリ施工できるように壁内を空にしておく為です。筋交いは壁内に突っ張るための木材を斜めに設置するため、筋交い部分の断熱材を加工しなければ断熱材を充填する事ができませんし、その部分は断熱欠損になります。また、一手間増えると言うことは施工精度の差も生じやすくなります。なるべく簡単に断熱材を施工する=精度良い施工に繋がる。そんな理由で外部廻りの壁=耐力面材採用。
そんな事を考え日々設計しております。
栃木県宇都宮市住宅設計事務所
創右衛門一級建築士事務所
http://souemon.net
栃木・埼玉の建築家集団
ハピケン
https://hapi-ken.com
意匠と性能の両立した住まい