『6』の付く日担当、創右衛門の佐藤大介です

 

日が伸び、陽射しは春らしくなってきましたがまだまだ寒いですね

断熱材の薄い我が事務所はかなり寒いです!

暖かくて高熱費の少ない事務所への引っ越しを夢見て!

 

さてさて

 

今回は『風通し』について少々

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 〈木製縦辷り窓〉

 

まず基本は

『どこから風が吹いても風が通るように』

風向きは地域や敷地によって異なります

また季節や時間によっても変化します

風通しの良い家をつくるためにどの方向から

風が吹いてきても風が通るようにしておくことが基本です

 

『風の性質』は

風はまっすぐ進みます

壁にぶつかっても方向を変え進みます

この性質を頭に入れ

風の入口⇨出口⇨通り道をイメージし

窓の位置を計画し間取りを考えることが重要です

 

『その地域を把握』

その地域に良く吹く風のことを『卓越風』と呼びます

この卓越風は季節と時間の組み合わせで変化します

また風向きは敷地の周辺建物などの影響を強く受けるので

地域の卓越風を把握しながらその敷地で

どういう風向きになるのか把握することが重要になります

 

地域の卓越風が掲載されているホームページ↓↓↓

http://www.jjj-design.org/technical/meteorological.html

 

次に『風をつかまえる』という工夫です

ウィンドキャッチャーと呼ばれ

卓越風向に合わせて縦辷り出し窓を使ったり

袖壁などを設け

風はぶつかっても進むという性質を利用し

窓や壁にぶつかった風が部屋の中に入り込んでくる仕掛けです

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そして最後は『立体通風』です

吹抜けや階段室を介して1階から2階に風を通すという工夫で

家全体に新鮮な風が行きわたるので

とても気持ち良い空間になります

*計画された吹抜けでないとダメですよ!

創右衛門 建築とか…Blogより↓↓↓

http://ameblo.jp/so-uemon/entry-11987541581.html

 

⇧このようなことを考えて家創りをしてます!

 

栃木・埼玉の建築家集団

ハピケンhttp://hapi-ken.com