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2015.02.16 佐藤 大介
『6』の付く日担当、創右衛門の佐藤大介です
日が伸び、陽射しは春らしくなってきましたがまだまだ寒いですね
断熱材の薄い我が事務所はかなり寒いです!
暖かくて高熱費の少ない事務所への引っ越しを夢見て!
さてさて
今回は『風通し』について少々
まず基本は
『どこから風が吹いても風が通るように』
風向きは地域や敷地によって異なります
また季節や時間によっても変化します
風通しの良い家をつくるためにどの方向から
風が吹いてきても風が通るようにしておくことが基本です
『風の性質』は
風はまっすぐ進みます
壁にぶつかっても方向を変え進みます
この性質を頭に入れ
風の入口⇨出口⇨通り道をイメージし
窓の位置を計画し間取りを考えることが重要です
『その地域を把握』
その地域に良く吹く風のことを『卓越風』と呼びます
この卓越風は季節と時間の組み合わせで変化します
また風向きは敷地の周辺建物などの影響を強く受けるので
地域の卓越風を把握しながらその敷地で
どういう風向きになるのか把握することが重要になります
地域の卓越風が掲載されているホームページ↓↓↓
http://www.jjj-design.org/technical/meteorological.html
次に『風をつかまえる』という工夫です
ウィンドキャッチャーと呼ばれ
卓越風向に合わせて縦辷り出し窓を使ったり
袖壁などを設け
風はぶつかっても進むという性質を利用し
窓や壁にぶつかった風が部屋の中に入り込んでくる仕掛けです
吹抜けや階段室を介して1階から2階に風を通すという工夫で
家全体に新鮮な風が行きわたるので
とても気持ち良い空間になります
*計画された吹抜けでないとダメですよ!
創右衛門 建築とか…Blogより↓↓↓
http://ameblo.jp/so-uemon/entry-11987541581.html
⇧このようなことを考えて家創りをしてます!
栃木・埼玉の建築家集団
ハピケンhttp://hapi-ken.com
意匠と性能の両立した住まい