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2017.06.28 佐藤 大介
創右衛門一級建築士事務所の佐藤大介です。
本日は、3年前に経済産業相管轄の「ネットゼロエネルギーハウス」の補助金を受けて建てた住まいへ、交付規定に基づいた3年間(年2回)の定期アンケートのためにお邪魔して参りました。
年2回の3年間…計6回のアンケートも今回でとうとう最終で、当時たしか…350万円補助金をもらったと思います。
350万円ですよ!こんな多額な補助金聞いたことないですよね〜当時、施主様も大変喜んでいただきました。
このアンケート、どんなアンケートかといいますと…
太陽光発電の買電量や売電量の具体的数字や新築当時に登録した家電製品や設備機器の現状。新たに購入した家電や設備の申告、ゼロエネ住まいに住んで感じた心境や感想など計40項目前後の設問のとても多いアンケートです。
まっ!350万円もらったのですからこの位の手間、大したことではないですよね!
施主様の質問の答えを聞いていて、想定はしていたが、やはりかと思った答えは、「結露したこと無い!」「寒いと思ったこと無い!」なんて答えでした。
後は、光熱費が安いかどうかの質問は、「わからない!」と回答していまして、アパートからこちらの住まいへ越された施主様には、そりゃわからないか!当然だなっと思いました。実際安いのですがね!
現在のネットゼロエネルギーハウスの補助金は設備機器有りきの補助事業になってしまい魅力を感じ無くなったので応募もしていませんし、事業の中身も確認しておりませんが、おそらく補助金350万円は出ていないでしょう。なんともいい時期に良い補助金を受けられたと思います。
また、このような設備機器有りきで無い設計の工夫で補助金が貰えるような知的な補助事業が出てきたらいいですね!
こちらの住まいは薄い屋根1号の住まいで、
この住まいから我が事務所の「樋無しペラ屋根」建築が始まりました!
風の通り道を作った可動式ルーバー壁
意匠性と機能性が伴った壁ではないでしょうか!
栃木県宇都宮市設計事務所
創右衛門一級建築士事務所
http://souemon.net
栃木・埼玉の建築家集団
ハピケン
http://hapi-ken.com
意匠と性能の両立した住まい